- 2022/07/20 掲載
正午のドルは138円前半、円安伸びず横ばい
20日午前の東京外為市場で、ドル/円はアジア株高を背景に序盤は円売りが先行したが、一巡後は伸び悩んだ。正午時点のドルは前日NY市場終盤の水準とほぼ変わらずの138円前半。
前日海外で急伸したユーロは東京でも一段高。一時141.74円と7月5日以来2週間ぶり高値を更新した。市場では「ユーロ/ドルのパリティ(等価)割れに強い期待が寄せられていたため、ショートカバーのユーロ買い戻しが入りやすい」(トレーダー)との声が出ていた。
一方、ロシアのプーチン大統領は20日、欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」の保守点検が遅れているため、供給を絞る可能性があると述べるなど、情勢は依然不透明だ。
対ユーロでドルと円が堅調なことで、ドル/円は売買が交錯。137円後半から138円前半を行き来する展開が続いた。
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