- 2025/07/10 掲載
都内の駅に「シェア日傘」=猛暑対策、東京メトロなど
東京地下鉄(東京メトロ)やJR東日本など鉄道9社は10日、スタートアップ企業などと連携し、東京都内の主要駅に日傘のレンタルスポットを設置し、貸し出すサービスを開始したと発表した。猛暑が続く中、熱中症対策として、日傘にもなる晴雨兼用の折り畳み傘の利用を促す。
傘レンタル事業「アイカサ」を手掛ける「ネイチャー・イノベーション・グループ」(東京都渋谷区)のスマートフォン用アプリを通じてサービスを展開。鉄道各社がレンタルスポットの設置場所を提供する。JR山手線の全駅など、都内の主要駅の約150カ所に約3000本を用意した。
東京メトロの小坂彰洋社長は、都内で開かれた発表会で「猛暑の中でも安心して移動できる環境づくりに寄与していきたい」と語った。レンタル後の日傘は、行き先の駅のスポットで返却が可能。利用料金は24時間140円で、月額280円の使い放題プランも設けた。
【時事通信社】 〔写真説明〕JR有楽町駅前に設置された日傘のレンタルスポット=10日午後、東京都千代田区 〔写真説明〕東京都内の主要駅でアプリを使ってレンタルできる日傘=10日午後、東京都千代田区
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