• 2022/07/20 掲載

午前の日経平均は大幅続伸、全面高商状 節目更新で強気に傾斜

ロイター

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[東京 20日 ロイター] - 20日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比637円84銭高の2万7599円52銭と大幅続伸した。過度なインフレ懸念が後退していることに加え、注目の米企業決算が想定よりも悪くないことなどが手掛かりにされ、全面高商状となった。日経平均は、チャート上の強力な節目として意識されていた6月28日と7月11日に付けた2万7062円のダブルトップを更新。テクニカル面は一気に強気へと傾斜している。

米国株式市場では大手銀行に続き予想を上回る企業決算が相次ぎ、高インフレや米連邦準備理事会(FRB)の引き締めが企業収益を圧迫すると懸念する投資家に一定の安心感が広がった。

これを受けて日本株は、グロース株を中心に幅広く物色されてスタート。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.61%上昇し半導体関連株が上昇、全面高商状となった。

市場では「ノルドストリームの再開をはじめ環境面では複合的に好材料が出て、株価を押し上げた」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声があり、地合いは急速に強い基調に変化した。

テクニカル面では、2万7600円台に位置する200日移動平均線をクリアできるかがポイントになる。市場では「この数カ月間、戻りの関門となっていた200日線を明確に上回れば、本格反騰が期待できるようになる」(別の国内証券)との声も聞かれる。

TOPIXは1.95%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆3968億1300万円と膨らんでいない。東証33業種は、精密機器を筆頭に全業種が上昇。個別では、東京エレクトロン、任天堂、ファーストリテイリングなど値がさ株の値上がりが目立つ。

プライム市場の騰落数は、値上がり1701銘柄(92%)に対し、値下がりが102銘柄(5%)、変わらずが35銘柄(1%)だった。

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