- 2022/07/20 掲載
英ロイヤルメール、業績不振続けば事業分離や持ち株会社名変更
ロイヤルメールの英国事業は第1・四半期に9200万ポンド(1億1000万ドル)の赤字となり、収入は11.5%減少した。インフレで消費者がネット通販を控えたことやコスト高が響いた。小包の取扱量は15%減となった。
JPモルガンのアナリストはリポートで「英国での減益幅は驚くほど大きい」とし、今年度のグループEBIT(利払い・税引き前利益)見通しは半分になる可能性があると指摘した。
ロイヤルメールは事業に「重要な変化」をもたらすことができなければ、英国事業と海外小包事業GLSを2つの会社に分割することを検討するとした。
キース・ウィリアムズ会長は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)がもたらした取扱量の急増は終わったと述べ、1日当たり100万ポンドの損失を出していることを明らかにした。
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