• 2022/07/26 掲載

中国の翌日物レポ金利、1年半ぶり低水準 月末でも流動性潤沢

ロイター

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[上海 26日 ロイター] - 中国の主要短期金利が26日の取引で1年半ぶりの水準に低下した。月末の資金需要にもかかわらず、流動性状況の緩和で低下が続いている。

銀行間市場の翌日物レポ金利(加重平均)は中盤の取引で1.0183%と、2021年1月8日以来の低水準。

7日物レポ金利も1.5870%と、7ベーシスポイント(bp)の小幅な上昇にとどまり、中国人民銀行(中央銀行)による期間7日のリバースレポの金利である2.1%を大きく下回っている。

OCBC銀行の金利ストラテジストは「市場の流動性は現在、十分なようだ」と述べた。

人民銀は今月に入って資金供給に慎重な姿勢を示しており、当局が新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)中に実施した危機モードの緩和措置から徐々に脱しつつあるとの見方が市場で強まった。月末に向け、少額の流動性供給は続いている。

26日は銀行システムに50億元(7億4042万ドル)を注入し、今月はこれまでのところ差し引き4310億元の吸収となっている。

CITIC証券のフィクストインカム調査責任者は「日々の流動性オペの精緻化は市場金利を円滑に政策金利に近づける狙いがある」と指摘。人民銀が早急に流動性状況を引き締めたり、政策スタンスを転換したりするとは想定していないが、当局は短期資金調達コストを徐々に引き上げることでレバレッジの上昇を抑制し始める可能性があると述べた。

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