- 2022/07/26 掲載
午後3時のドルは136円半ばで横ばい、韓国ウォンに動意
ドルは136円前半から半ばの狭いレンジ内で売買が交錯。取引量も従来より少なめだったといい、ユーロも1.02ドル前半で様子見ムードの強い展開が続いた。
動きがやや目立ったのは韓国ウォン。第2・四半期の国内総生産(GDP)速報値が前期比0.7%増と予想の0.4%増を上回ったことが手掛かりとなり、対ドル、対円で小幅上昇した。
しかし、市場全般にこう着感が広がる中、買いの勢いは続かなかった。市場では「世界的な景気減速リスクと半導体のダウンサイクルが今後、輸出や設備投資の重しになる」(外銀)との声も出ていた。
市場は今週発表される米国の第2・四半期GDP速報値や個人消費支出など重要な経済指標にも関心を寄せており、「景気後退を示すような内容にならないかがポイントになる」と、みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏は指摘する。
低調な結果になったとしてもリスクオフのドル高が強まりやすい状況ではなく、米金利上昇の一服や株価の持ち直しなどから、「ドル/円は一方向に大きく動きづらい」(山本氏)という。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 136.67/69 1.0213/17 139.61/65
午前9時現在 136.40/42 1.0221/25 139.44/48
NY午後5時 136.66/71 1.0220/24 139.66/70
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