• 2022/07/28 掲載

ユーロ圏のリセッション想定、ガス危機で=JPモルガン

ロイター

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[ロンドン 27日 ロイター] - JPモルガンは27日、ユーロ圏に迫るガス危機とイタリアの新たな政局問題が来年初までにユーロ圏を穏やかなリセッション(景気後退)に追い込み、欧州中央銀行(ECB)の利上げを抑制すると警告した。

また、ユーロ圏の国内総生産(GDP)成長率予想を下方修正。第3・四半期で0.5%増に鈍化し、第4・四半期および来年第1・四半期には0.5%減に落ち込むと見込んだ。2四半期連続のマイナス成長はテクニカル・リセッションとされる。

JPモルガンは、新たな予測の前提としてガス料金を150ユーロ/メガワット時に設定。現時点の200ユーロ/メガワット時超を大きく下回っているものの、イアリアでの政局問題と合わせ、ユーロ圏のGDPに最大2%の悪影響を及ぼすとした。

ガス価格の高騰は、短期的にインフレ率を1.2%ポイント押し上げるだろうが、来年には経済へのネガティブな影響により再び低下し、それによってECBの利上げも抑制されると分析。「ECBは年末までに(合計)50ベーシスポイント(bp)の追加利上げを実施するだろう」とし、想定される利上げ幅を従来予想の75bpから引き下げた。

9月に25bp、10月に25bpの追加利上げが実施されると見込み、従来想定していた12月の25bp利上げを撤回した。

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