ネットワンシステムズ株式会社（本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史）は、オンライン会議システムの録画ファイルの一括管理・保存を実現するサブスクリプションサービス「録画管理サービス」を本年7月より提供開始します。

　新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、社内外での打ち合わせだけではなく、対面型の営業活動においてもオンライン会議システムで実施する機会が増えています。特に金融業界では、資産形成による相談需要が増えていることも加わり、デジタル化を見据えた非対面による営業活動の検討が進められています。

　しかし、通常のオンライン会議の録画ファイルは、管理権限・再生権限ともにオンライン会議の主催者個人の管理となり、部門責任者による一括管理・再生ができないことが課題でした。さらに、オンライン会議での面談内容の証跡管理のために、録画ファイルの長期保存も求められています。

■ 本サービスの特長

　録画管理サービスでは、オンライン会議システム「Webex Meetings」と、コンテンツクラウド「Box」を組み合わせることで、組織単位でのオンライン会議の録画ファイルの一括管理および保存を実現しています。

1.お客様組織に合わせた権限管理で、ガバナンス向上を実現

　録画ファイルによる取引記録は、コンプライアンス、訴訟リスク、クレーマー対策等の観点から、部門責任者による内容確認および承認が重要です。お客様組織に合わせた権限管理で、Webex主催者個人の管理となっていた録画ファイルが、組織単位での一括管理に変更することができます。それにより、部門責任者は取引記録の承認だけでなく、録画ファイルの再生・ダウンロードも管理することができ、組織単位での録画ファイルの適正な管理およびガバナンス向上を実現します。

2.任意の保存期間を設定可能

　Webex Meetingsから取得した録画ファイルは「Box」に保存し、任意の保存期間を設定することができ、取引記録を法的に定められている期間で保存することが可能です。さらに、録画した面談記録を取引時の証跡として活用することで、従来必要だった申込書への署名や捺印が原則不要となり、リモートでの取引を促進することができます。