- 2022/07/28 掲載
9月電気料金、2社値上げ=燃料高で9社が上限到達
電力大手10社は28日、9月分の電気料金を公表した。火力発電用の液化天然ガス(LNG)や石炭の高騰が続いており、2社が値上げする。燃料費の上昇分を価格転嫁できる料金制度については、中部電力ミライズを除く計9社が上限に到達し、各社の業績への影響が懸念される。
標準的な家庭の1カ月当たりの電気料金は、中部電ミライズで8月より364円高い9111円、東京電力エナジーパートナー(EP)で8円高い9126円となる。
燃料費の価格転嫁上限を超えた分は、各社が負担する。今回新たに東電EPが上限に達した。
高圧供給や特別高圧供給など法人・事業者向け料金は全10社が値上げする。
【時事通信社】
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