- 2022/08/10 掲載
東芝、営業赤字48億円=素材・物流費高騰で―4~6月期
東芝が10日発表した2022年4~6月期連結決算(米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が48億円の赤字(前年同期は145億円の黒字)に転落した。円安で輸出採算が改善したものの、素材・物流費の高騰が利益を圧迫した。売上高は前年同期比1.8%増の7406億円、純利益は43.9%増の258億円となった。
円安による増収効果は400億円超に上ったが、為替の影響を差し引くと4%ほどの減収になるという。半導体不足が想定以上に長引いているほか、海外のエネルギー事業で損失が出たことも打撃となった。一方、子会社の売却益などを計上したことで、純利益は増益を確保した。
【時事通信社】
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