- 2022/08/16 掲載
原油先物は続落、景気悪化による需要減退懸念で
北海ブレント先物は0030GMT(日本時間午前9時半)時点で0.9ドル(1%)安の1バレル=94.20ドル。米WTI先物は0.81ドル(0.9%)安の88.60ドル。
前日は約3%値下がりした。
中国の7月の主要経済指標は軒並み予想に反して減速。これを受けて原油市場で売りが先行した。中国人民銀行(中央銀行)は15日、1年物中期貸出制度(MLF)の金利を予想外に引き下げた。
アナリストやトレーダーなどによると、中国の燃料製品の輸出は当局が6月と7月に割り当てを増やしたことを受け、8月に今年最大近くまで回復する見通しだが、2022通年では広範な規制で7年ぶりの低水準となる見込み。
米エネルギー情報局(EIA)の15日の報告書によると、米国の主要シェール鉱区の生産量は9月に日量904万9000バレルと、20年3月以来の高水準を付ける見通し。
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