• 2022/08/18 掲載

午前の日経平均は反落、利益確定売り優勢 値がさ株軟調

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 18日 ロイター] - 18日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比238円21銭安の2万8984円56銭と、反落した。前日の米株安の流れを引き継ぎ、日本株市場でも利益確定売りが優勢となった。前日堅調に推移した値がさのグロース(成長)株を中心に売りが出て、日経平均は節目の2万9000円を割り込んだ。

日本株は朝方から軟調にスタートし、一時、前営業日比370円安の2万8846円52銭まで下落した。前日の米株市場でナスダック総合の下落が大きかったことを受け、指数寄与度の大きいグロース(成長)株や半導体関連株が値下がりした。セクター別では精密機器、空運業、輸送用機器などの下落が目立った。

ただ、日経平均は下げ幅がどんどん広がる展開にはならず、「底堅さも確認される」(三井住友DSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏)との声が聞かれた。市川氏は、短期的な調整をこなした後は「米株も戻り調子になれば、日経平均も上方向を試す流れになるとみている」と話し、年初来高値(2万9388円16銭)をトライする展開を見込んでいるという。

また、日本は海外に比べて経済回復が遅れている分、「リオープン(経済再開)関連など伸びしろも大きい」(国内証券)との意見もあり、目先の日本株は底堅さを維持するのではないか、との見方も聞かれた。

TOPIXは0.72%安の1992.50ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2040億9900万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業、その他製品、繊維業など7業種で、値下がりは精密機器、空運業、輸送用機器など26業種だった。

個別では、アイスタイル、ヴィア・ホールディングスが堅調に推移した。一方、トヨタ自動車やスズキ、ホンダなど、自動車株は売られた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが418銘柄(22%)、値下がりは1351銘柄(73%)、変わらずは69銘柄(3%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます