- 2022/08/22 掲載
ECBは利上げ継続を、独景気後退の可能性高まる=独連銀総裁
総裁はインフレ見通しが一段と悪化しており、ドイツのインフレ率は今後数カ月で10%を超える可能性もあると指摘。
「インフレ率が以前の予想を上回り、来年平均で6%前後になる可能性が高まっている」とし、独連銀の来年の予測である4.5%に大きな上振れリスクがあることを示唆した。
エネルギー危機が今後も深刻化すれば、ドイツが冬にかけて景気後退に見舞われる可能性が高いとも発言。
その上で「インフレ率は高く、一段の利上げが必要だ」と主張した。9月の利上げ幅には触れなかった。
市場は現在、9月の利上げ幅を60ベーシスポイント(bp)と予想している。
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