• 2022/09/13 掲載

NY外為市場=ドル指数2週間ぶり低水準、米CPIに注目

ロイター

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[ニューヨーク 12日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、このところ大きく上昇していたドル指数が下落し、約2週間ぶりの低水準を付けた。米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え、市場は神経質になっている。

主要6通貨に対するドル指数は終盤の取引で0.4%安の108.31。一時は8月26日以来の安値を付けた。同指数はFRBが積極的な利上げを継続するとの見方から、7日の取引で110.79と、約20年ぶりの高値を付けていた。

来週20─21日に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、連邦準備理事会(FRB)が利上げをどの程度積極的に進めていくのか手がかりを得ようと、13日に発表される8月のCPI統計が注目されている。

コンベラのシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は「一本調子のドルの上昇に一区切りがついた」とし、「背景にはリスク心理の改善とタカ派的な海外中央銀行のほか、13日発表の米CPI統計で物価上昇が峠を越したと示唆されることへの期待がある」と述べた。

ニューヨーク連銀がこの日発表した8月の調査によると、ガソリン価格が急激な低下を背景に、米消費者の1年先と3年先のインフレ期待が共に低下。高インフレ期待の定着を懸念していたFRBにとって好ましい結果となった。

ユーロは、欧州中央銀行(ECB)当局者が一段と積極的な金融引き締めを主張する中、対ドルで8月17日以来の高値を更新。終盤の取引では0.7%高の1.0117ドル。

英ポンドは対ドルで0.8%高の1.1681ドル。先週は37年ぶり安値を付けていた。

ドルは対円で小幅高の142.75円。先週は144.99円と、24年ぶり高値を付けていた。

豪ドルは0.6%高の0.6883米ドル。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.69%安の2万2422.00ドル。イーサリアムは2.3%安の1726ドル。

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