- 2022/09/21 掲載
台湾中銀、保険会社のリパトリ容認 通貨支援狙う=関係筋
米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げ姿勢や景気減速懸念により台湾ドルは過去数週間で急落しており、年初から約12%安となっている。
関係筋によると、保険会社の送金は台湾ドル高につながるとの懸念からこれまで許可されていなかったが、解禁によって1日当たり1億─1億5000万米ドルが送金される可能性がある。
関係筋の1人は、台湾ドルがさらに下がることを期待して輸出企業が米ドルを手放したがらないため、米ドルの流動性が低く台湾ドルに売り圧力が強まっていると指摘した。
「中銀はタイミングよく生保による多額の送金を認めた。台湾ドルの下落は若干緩和されるだろう」と述べた。
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