• 2022/09/22 掲載

米中古住宅販売、8月0.4%減 予想ほど落ち込まず 価格高止まり

ロイター

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[ワシントン 21日 ロイター] - 米リアルター協会(NAR)が21日に発表した8月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比0.4%減の480万戸となった。住宅ローン金利の高騰と住宅価格の高止まりを受け住宅取得が困難になる中、7カ月連続で減少した。ただ減少率は鈍化した。

8月の販売戸数は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期間を除くと、2015年11月以来の低水準。ロイターがまとめたエコノミスト予想は470万戸だった。前年同月比では19.9%減。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスの米国担当チーフエコノミスト、ルベラ・ファローキ氏は「物価高と連邦準備理事会(FRB)による利上げが今後も販売の制約になりそうだ」と述べた。

地域別では北東部と西部で増加した一方、中西部では減少。人口の多い南部は横ばいだった。

販売価格中央値は前年同月比7.7%上昇の38万9500ドル。需要が弱まったことで価格の伸びは鈍化しているが、供給難を反映し価格は高止まりしている。

在庫は128万戸と、前年同月比横ばい。8月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は3.2カ月。前年同月は2.6カ月だった。健全な需給バランスは5─7カ月とされている。

住宅が市場に出ていた期間は16日間。前月は14日間、前年同月は17日間だった。パンデミック以前は30日間が標準的な期間だった。販売された住宅の81%は1カ月以内に市場に出ていた。

初回購入者の割合は29%と、前月比、前年同期比共に横ばい。現金のみによる販売の割合は24%。前年同月は22%だった。20年以前の現金のみによる販売の割合は20%程度だった。

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