- 2022/09/27 掲載
中国、今年下半期の貿易プラス成長は可能=商務次官
[北京 27日 ロイター] - 中国商務省の王受文次官は27日の記者会見で、輸出入安定化に対する圧力が高まる中、外需が鈍化しているものの、今年下半期に貿易のプラス成長は可能との見解を示した。
新型コロナウイルス流行、消費低迷、不動産危機に見舞われる中国にとって、最後の頼みの綱である対外貿易は国内外の需要が衰える中で勢いを失っている。
同次官は、欧米の経済成長が鈍化し、中国貿易会社の受注が減少する中、外需の低迷が中国の貿易にとって引き続き最大の不安要素だと述べた。
貿易セクターを安定させるため、同省は同日、企業の納品や一部地域での中古自動車輸出を支援するなど、一連の措置を発表した。
また、オンラインの貿易展示会となる「第132回中国輸出入商品交易会(広州交易会)」について、会期を10日間から5カ月間に延長するという。
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