- 2022/09/30 掲載
財務省、為替介入額きょう発表 外準からの拠出「3兆円規模」
前月末の外貨準備高は5営業日後の公表が慣例となっており、9月末の同残高は10月7日に発表される見通し。
為替介入額が推計通り3.6兆円だった場合、換金流動性の高い「外国中央銀行および国際決済銀行(BIS)」への預金取り崩しが想定され、外国為替資金特別会計(外為特会)が保有する外貨準備は2カ月連続で減少するとみられる。
財務省によると、8月末の外貨準備高は約1兆2920億ドルで、このうち外国中銀およびBISへの預金は約1355億ドルとなっている。日本円換算で約19兆円の預金額となる。
外貨準備の大半を占める外貨建て証券は8月末時点で約1兆0367億ドルとなっており、米国債を売却して為替介入に踏み切っていた場合は、外貨建て証券が減額となる。
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