- 2022/10/01 掲載
ECB大幅利上げの理由見当たらず、見通し悪化懸念=伊中銀総裁
ビスコ総裁は講演原稿で、ECBは金利を段階的に引き上げていく必要があるとしながらも、経済見通しが著しく悪化していることが懸念材料になっているとし、ユーロ圏の長期成長見通しへの影響を十分に考慮しなければならないと指摘。
経済が著しく減速した後は、利上げにより苦境に拍車がかかる恐れがあるとし、「過去の例や他の国の経験に基づき、現時点では(ECBが)異例な大幅利上げで自らの手を縛らなくてはならない理由はないと考えている」と述べた。
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