- 2022/10/04 掲載
EURIBOR、算出体制が不正操作発覚後初めて拡大に転換
EURIBORは引き続き住宅ローンや自動車ローンなど数兆ユーロの金融商品の指標金利となっており、規制当局は廃止ではなく抜本的な改革を求めている。
EURIBORを算出する欧州マネーマーケット協会(EMMI)のジャンルイス・シルマン最高責任者(CEO)によると、算出パネルに新たに加わったのはオーストリアの銀行ライファイゼンで、参加行が増えたのは2012年以来。さらに多くの銀行が参加するよう働きかけ、交渉を進めているという。
EURIBORの算出パネルには1999年に約50行が参加していたが、不正発覚後に参加行が減少した。
シルマン氏は参加行の数について、どこまで増やすかについて確固たる目標はないと述べた上で、ピーク時の水準近くまで戻ることはないと認めた。
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