- 2022/10/07 掲載
世界株価18%上昇へ、23年末までに 景気減速リスクは存在=シティ
シティは、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)世界株指数の23年末の目標水準を780ポイントとした。同指数は9月30日に679を付けた。
シティのストラテジスト、ロバート・バックランド氏は、グロース株などが売りを浴び、MSCI世界グロース指数の株価収益率(PE)が31倍から19倍に低下したと指摘。その上で「PEはほぼ底打ちした可能性がある」とし、バリュエーションの魅力が増しているように見えるという見方を示した。
米国株が最も割高で、英国株と新興国株が最も割安とも指摘した。
シティは米国株の投資判断を「オーバーウエート」で維持。ドル高が米株の相対的パフォーマンスを引き続き押し上げると指摘した。新興国株は「ニュートラル」、英国株は「オーバーウエート」とした。
英株については「英経済は問題を抱えているが、70%程度の海外エクスポージャーや割安なバリュエーションが株式市場へのダメージを抑制するだろう」と述べている。
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