• 2022/10/11 掲載

市場は物価リスク過小評価、支援策も高進要因=オランダ中銀総裁

ロイター

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[アムステルダム 10日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は10日、インフレ率がモデル予測より高くなるリスクを市場は過小評価しているようだとの見方を示した。

総裁は記者団に、2024年のインフレ率がECBが見通す2.3%より高くなる可能性は大きいが、市場はまだこのリスクを織り込んでいないように見えると指摘。「インフレ見通しのリスクは上振れているとECBは繰り返し表明してきた。しかし、その警告にどれほどの注意が払われているかは分からない」と述べた。

エネルギー価格上昇に対応した政府の家計支援で、今後数年間はインフレを促進する可能性があるとし、「ドイツやオランダのような支援が標準になれば、インフレと金利はさらに上昇するだろう」との見方を示した。

ドイツの2000億ユーロ(1940億ドル)規模の支援策は他の欧州連合(EU)諸国から批判を浴びた。オランダも約230億ユーロを支出する計画だ。

クノット総裁は、ECBが今月末の会合で再び大幅な利上げを発表することは明らかだとし、「最近のデータからみて今は手を緩める時期ではないことは明らかだが、どの程度の措置が必要かを示すのは時期尚早だ」と述べた。

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