- 2022/10/11 掲載
スマホ送金「ことら」スタート=個人間で手軽にやりとり
スマートフォンを使った新しい送金サービス「ことら送金」が11日、始まった。銀行振り込みに比べ、個人間での10万円以下のお金のやりとりが手軽にできるようになる。
「ことら送金」は「小口トランスファー」を元にした造語。大手銀行や地方銀行20行で11日から、手数料無料で利用できるようになった。大手銀が出資して決済システムを運営する「ことら」(東京)によると、参加金融機関は今後も増え、計57行になるという。
「ことら送金」は、スマホ内の対応アプリに相手の携帯電話番号を入力するだけで、指定金額を相手の口座に入金できる。お互いがあらかじめアプリに口座情報をひも付けておく必要があるが、相手の口座番号を知らなくても送金できることが特長だ。
ことらの川越洋社長は11日、東京都内でのイベントで「口座番号を使わない送金に対する社会のニーズは明らかに高まっている」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕送金サービス「ことら送金」が始まり、記念撮影に納まる川越洋社長(中央左)ら=11日午後、東京都港区 〔写真説明〕送金サービス「ことら送金」のデモンストレーションを行うタレントの関根勤さん(右)と麻里さん親子=11日午前、東京都港区
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