- 2022/10/12 掲載
加カメコなど、ウエスチングハウスを79億ドルで買収 原子力に関心
買収額には負債も含まれており、負債を除いた株式価値は45億ドル。欧州のエネルギー危機や原油・天然ガス価格の高騰で原子力発電への関心が再び強まる中での買収となる。
カメコのティム・ギッツェル最高経営責任者(CEO)は原子力エネルギー分野は過去にあまり例がないほど好ましい事業環境にあると指摘した。
東芝の子会社だったウエスチングハウスは経営破綻後、2018年にカナダの資産運用大手ブルックフィールドの関連会社、ブルックフィールド・ビジネス・パートナーズに負債を含め46億ドルで買収された。
今回の買収でブルックフィールド・リニューアブルは他の機関投資家と組んで約23億ドルを支払い、WH株51%を取得する。カメコは22億ドルで株式の49%を獲得する。ウエスチングハウスの既存の債務構造は維持される見通し。
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