ＪＲ西、２４年秋から新観光列車＝運行ルート、季節ごとに

ＪＲ西日本は１２日、季節ごとにルートを変更して西日本各地を回る新しい観光列車を２０２４年秋から導入すると発表した。第１弾として敦賀（福井県敦賀市）から城崎温泉（兵庫県豊岡市）間を結ぶ。列車名は未定。

新観光列車は特急「はまかぜ」に使用されている車両を改造した３両編成。車体には黒褐色に金色のツタ模様をあしらい、木目調の車内には広くゆったりとした座席や個室のほか、乗客が歓談したり沿線の人々と交流したりできるフリースペースを設ける。定員は５４人で、価格帯はグリーン車料金以上を想定している。

【時事通信社】 〔写真説明〕新観光列車の座席イメージ画像（ＪＲ西日本提供） 〔写真説明〕新観光列車の車体イメージ画像（ＪＲ西日本提供）