- 2022/10/13 掲載
米、ロシア製アルミ全面禁輸を検討 攻撃エスカレートに対応=報道
ブルームバーグによると、ホワイトハウスは全面禁輸、懲罰的な水準への関税引き上げ、もしくはロシアのアルミ大手UCルサール・インターナショナルへの制裁という選択肢を検討しているという。
ウクライナ各地では10━11日、ロシアのミサイル攻撃を受け、民間人の死傷者が出たほか、電力や水、暖房などのインフラが一部破壊された。プーチン大統領は、クリミア半島とロシア本土とを結ぶクリミア大橋で8日起きた爆発の報復としている。
ロシアのウクライナ侵攻開始時点では、ホワイトハウスは世界のアルミ供給者の混乱につながる恐れがあるとして、ロシア産アルミに対する制裁を見送っていたという。
ホワイトハウス高官はブルームバーグの報道について「われわれは常にあらゆる選択肢を検討している。現時点でアルミ禁輸に関する動きはない」とコメントした。
報道を受け、ロンドン金属取引所(LME)ではアルミ価格が一時7.3%高の1トン2400ドルまで急騰した。
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