• 2022/10/13 掲載

銀行・信金の貸出、9月は+2.3% 原材料高などで残高が過去最高

ロイター

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[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日発表した9月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比2.3%増の590兆5365億円となった。残高は過去最高を更新。伸び率は前月の1.9%から拡大し、2021年5月以来の高い水準となった。不動産関連のほか、原材料コスト上昇や経済活動再開に伴う運転資金需要が引き続き見られた。

都銀等の貸出平残が2.4%増と21年4月以来の伸び率となったほか、地銀・第二地銀は2.8%増で21年6月以来の伸び率。地銀・第二地銀の貸出平残は278兆4617億円で過去最高となった。信金は0.3%増だった。

日銀の担当者によると、新型コロナウイルス感染症の影響を反映した資金需要は全体として見れば落ち着いている。原材料高に伴う資金需要は特にエネルギー関連、商社、製造業で見られている。「企業の手元資金は全体として厚めに確保されているが、先行きどうなるかよく見ていきたい」とした。

日銀は9月の金融政策決定会合でコロナ対応特別オペの段階的終了を決めた。共通担保資金供給オペを金額無制限で行い、幅広い資金繰りニーズに対応する方針。

9月の預金平残は都銀・地銀・第二地銀の3業態と信金の合計で前年比2.7%増の1015兆4390億円。

(和田崇彦)

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