- 2022/10/13 掲載
世界経済減速に危機感=インフレ加速、協調を模索―鈴木財務相、円安「断固対応」・G20財務相会議開幕
【ワシントン時事】日米欧の先進国や中国、ロシアが参加する20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が12日、米ワシントンで開幕した。ロシアのウクライナ侵攻で資源・食料価格は高騰し、インフレが加速。景気後退懸念が高まる中、ウクライナ危機や各国の金融引き締めが世界経済全体に与える影響を議論した。
世界経済のリスクに対し、G20が協調姿勢を示せるかが最大の焦点。会議には日本から鈴木俊一財務相と黒田東彦日銀総裁が出席した。
初日の討議終了後、鈴木財務相は記者団に対し、急激な円安進行を踏まえて「為替の変動が急激に高まっていることを憂慮している」とG20で表明したと明らかにした。その上で、1ドル=146円台後半の円安について「急激な変動に断固たる対応をする考えに変わりはない」と強調した。
【時事通信社】
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