為替の過度な変動には適切な対応をとりたい＝円安で松野官房長官

［東京　１３日　ロイター］ - 松野博一官房長官は１３日午前の会見で、外為市場で１ドル＝１４６円後半まで円安が進んでいることに関連して、過度な変動に対しては適切な対応を取りたいと述べた。日々の為替相場の動きについてのコメントは差し控えるとしつつ、「為替市場の動向を高い緊張感を持って注視する」と話した。

１３日の外為市場では、ドル／円相場が一時、１４６．９２円まで上昇した。

北朝鮮が１２日、長距離戦略巡航ミサイル２発の発射実験を行ったことに関しては「当該ミサイルの射程は２０００キロメートルにも及ぶと承知している」とし、「これが事実であるとすれば、地域の平和及び安全を脅かすもので、懸念を有している」と語った。

一方で今回の巡航ミサイルについて「現時点で日本の排他的経済水域や領域への飛来は確認されておらず、被害報告などの情報は確認されていない」とした。