- 2022/10/13 掲載
中国地方政府、住宅を買い上げ 在庫削減狙う=証券時報
中国の不動産市場は過去数カ月、一段と低迷しており、8月は住宅価格、販売、投資が減少した。新型コロナウイルス関連規制や全国での住宅ローン返済拒否などで見通しは悪化している。
報道によると、東部蘇州市は10地区で約1万戸の住宅購入を計画している。
蘇州の住宅販売(床面積ベース)は9月に前月比126.88%増となった。業界関係者は同紙に、増加分には市政府が購入した物件が含まれていると語った。
東部済南市でも市政府傘下の企業が3000戸の住宅購入を計画している。北部邯鄲市は都市再開発で立ち退きを強いられた住民のために、不動産開発会社から住宅を購入する予定という。
アナリストは住宅在庫を減らしセンチメントを支えるのに寄与すると述べる一方で、不動産市場の活性化には長期的に住宅購入者の信頼が必要と指摘した。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR