- 2022/10/14 掲載
インフレ高止まりで政策金利4.5%超える恐れ=JPモルガンCEO
ダイモン氏は国際金融協会(IIF)の会合で、今のところ消費者の懐具合はしっかりしており、消費はなお力強いと説明。「恐らくあと9カ月はそうした状況が維持できるので、私はしばらく経済は堅調が見込めると考えている」と語った。
しかし同氏は、その後政策担当者はインフレを抑えるために政策金利を4.5%よりも高い水準まで引き上げざるを得なくなるのではないかとの見方を示した。
同氏は、量的引き締めと心もとないエネルギー供給のせいで先行き不透明感は一層高まると指摘した上で「これらは非常に大きな波乱要素としてまさにわれわれの前途に待ち受けており、たやすくリセッションの原因となりかねない」と述べた。
同氏によると、「厳しいリセッション」のシナリオ下では株価がさらに20─30%下落する事態が想定されるという。
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