• 2022/10/14 掲載

米物価「高すぎる」、インフレとの戦いが最優先事項=バイデン氏

ロイター

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[ワシントン 13日 ロイター] - バイデン米大統領は、13日発表された9月の米消費者物価指数(CPI)が物価上昇との戦いにおける一定の進展を示しとしつつも、なすべきことはまだ多くあるという認識を示した。ホワイトハウスが声明を発表した。

9月のCPIは前年同月比8.2%上昇。伸びは1981年11月以来の大きさとなった6月の9.1%上昇から鈍化しているものの、市場予想の8.1%上昇を上回った。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比6.6%上昇と、予想の6.5%上昇を上回り、1982年8月以来の伸びを記録した。

ホワイトハウスによると、インフレ率の3カ月平均では年率換算で伸びが鈍化しているが、バイデン大統領は「このような進展があったとしても、物価は依然として高すぎる。世界各国や国内の労働者世帯に影響を及ぼしている世界的なインフレと戦うことが私の最優先事項だ」とした。

11月初旬の米中間選挙前では、今回が最後のCPI統計となる。物価上昇が有権者の主要懸念となる中、インフレが後退しているというニュースを追い風に中間選挙に臨むことを狙っていたバイデン大統領と与党民主党にとっては、議会の過半数議席維持で苦戦を強いられる可能性がある。

政権は、物流の目詰まり解消に向けた取り組みや戦略石油備蓄の放出、気候変動対策や薬価引き下げを盛った4300億ドル規模の「インフレ抑制法」の成立など、物価押し下げに向けた一連の措置を講じてきた。

ディーズ米国家経済会議(NEC)委員長はCNNとのインタビューで「われわれは変化をもたらす政策を有しており、スでに効果を上げている政策もある。われわれはこうした取り組みを堅持する」と語った。

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