- 2022/10/14 掲載
アジアの大半は金融引き締め必要、中国と日本は例外=IMF高官
ワシントンで開催されている国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次会合中の記者会見で述べた。
中国と日本は例外で、両国の景気回復の勢いは弱く、需給の緩みが依然大きく、他国ほど物価が急激に上昇していないと指摘した。
多くのアジア諸国では米国の金融引き締めに伴う金利差拡大で自国通貨が急激に下落し、輸入コストが上昇していると説明した。
通貨安と金利上昇は多額の債務を抱えるアジア諸国の金融ストレスを高める可能性があるとし、アジア地域の貯蓄は世界最大規模である一方、債務も最高水準で、複数の国では債務を巡るリスクが高いとの見方を示した。
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