• 2022/10/14 掲載

ECB、ユーロ圏財政拡大でさらなる利上げも=ラトビア中銀総裁

ロイター

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[ワシントン 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は13日、ECBは迅速な利上げを継続すべきとした上で、ユーロ圏の拡張的な財政政策がさらなる金融引き締めのリスクを高めているとの見方を示した。

国際通貨基金(IMF)年次総会の合間にロイターに述べた。

同総裁は、ECBが今月27日の理事会で中銀預金金利を現行の0.75%から75ベーシスポイント(bp)引き上げ、12月にも大幅な利上げを行うべきと指摘。

一方、その後は保有債券圧縮など他の措置で補完され、利上げ幅は縮小する可能性があるとの見方を示した。

「次回会合では大幅な措置が妥当であり、75bpが適切だと考える」とし、「12月もかなり大幅な措置が可能だが、50bpか75bp、あるいは他の幅になるかは議論次第だ」と述べた。

各国政府は的を絞った政策で社会的に最も弱い立場にある人々を支援する必要があるが、現在は金融政策と財政政策が互いに対抗し合うリスクがあるとも指摘。

「財政政策はインフレ圧力を高めてはならず、これは微妙なラインだ」とし、支援が行き過ぎれば金利をさらに上げる必要が生じ、金融安定などのリスクが誇張されると警鐘を鳴らした。

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