• 2022/10/14 掲載

日経平均は急反発、米株高を好感 買い戻し活発化し全面高

ロイター

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[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は急反発。5営業日ぶりのプラスとなり、前日比853円34銭安の2万7090円76銭で大引けた。注目された9月の米消費者物価指数(CPI)が予想を超える大幅な伸びとなったが、米国株式が大幅上昇となったことを好感。日本株も買い戻しが活発化し、全面高商状となり2万7000円を回復して取引を終了した。

13日の米国株式市場は、CPIの結果を受けて当初は大きく下落して始まったが、その後は急な下げに対する反動、買い戻しによって急反発。この流れを受けて、朝方から日経平均は大幅上昇。戻りに弾みがついた後も失速することなく、高値圏で大引けまで推移した。

きょうの上げについて買い戻しが中心との見方が多いが「アルゴリズムなどを活用した売りが、下げ相場をリードしただけに、流れが変化するとどうしても買い戻しが強烈になる。実需売りは売ったらそのままだが、売り仕掛けは買い戻しで利益確定されるので、今後もこうした上下動が多くなりそうだ」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との指摘もある。

さらに、当面の日本株の動きについて「これから国内は決算発表シーズンが始まる。円安もあって好調が想定され、これが一定の株価下支え要因となり、切り返しに転じたここからは底堅く推移するのではないか」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。

一方、テクニカル面では25日移動平均線(2万7148円14銭=14日)が抵抗線として機能したため、今後は同線をクリアできるかどうかがポイントになる。

TOPIXは2.35%高。東証プライム市場の売買代金は、オプションSQ(特別清算指数)算出もあって、3兆2061億4500万円と膨らんだ。東証33業種では、全業種が上昇。個別では、ファーストリテイリングが大幅高となるなど、指数寄与度が大きい銘柄の上昇が目立つ。

プライム市場の騰落数は、値上がり1751銘柄(95%)に対し、値下がりが61銘柄(3%)、変わらずが25銘柄(1%)だった。

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