- 2022/10/14 掲載
急激なドル高、為替介入も選択肢=新興国の債務懸念―IMF幹部
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のゴピナート筆頭副専務理事は14日、基軸通貨ドルの上昇を背景に一部の新興国・途上国が債務危機に陥るリスクがあるとして、急激なドル高が金融不安を引き起こす事態を回避するために、為替介入も選択肢になり得るとの見解を示した。
ゴピナート氏がIMFチーフエコノミストのピエール・オリビエ・グランシャ氏と連名で「世界の国々はいかに強いドルに対応すべきか」と題する報告書をブログで公表した。世界の貿易に占めるドルの使用割合が高いことから、「為替レートの変動と市場の混乱」を収束させることに焦点を当てた政策対応を促した。
【時事通信社】
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