- 2022/10/17 掲載
東京株、一時400円安=円は148円台後半―東京市場
17日午前の東京株式市場は、前週末に米長期金利が上昇し米国株が下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢となった。日経平均株価は反落して始まり、前週末終値からの下げ幅は一時400円を超えた。午前9時20分現在は435円96銭安の2万6654円80銭。東京外国為替市場の円相場は午前9時現在1ドル=148円63~63銭と、前週末(147円48~48銭)に比べ1円15銭の大幅円安・ドル高。
市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げが続くとの見方が強く、前週末に米長期金利は4%台に上昇した。金利上昇を嫌気してハイテク株が軟調となったことから、週明けの東京市場でも半導体関連株などが値下がりしている。
円相場は、前週末のニューヨーク市場で日米金利差拡大を意識して円売り・ドル買いが加速し、一時148円86銭まで下落した流れを引き継ぎ、1990年8月以来約32年ぶりの円安水準。
【時事通信社】
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