- 2022/10/19 掲載
米J&J、第3四半期業績が市場予想超え 今後の人員削減に含み
特殊要因を除く1株利益は2.55ドル、総売上高は前年同期比1.9%増の237億9000万ドル。リフィニティブIBESのデータに基づく市場予想はそれぞれ2.47ドルと233億4000万ドルだった。
ダラザレックスの売上高は30%近く伸びて20億5000万ドルに膨らんだ。
J&Jはインフレとドル高の影響について、ヘルスケアは他のほとんどの産業に比べると耐性があるものの無傷ではないと説明。ドル高のために来年の調整後1株利益は0.40─0.45ドル押し下げられるとの見通しを示した。来年になればインフレ圧力は多少和らぐと想定しつつも、今年製造された在庫の管理費用増大が来年の利益を圧迫しかねないとも警告した。
またウォーク最高財務責任者(CFO)は、特に同社が消費者向け事業のスピンオフ(分離・独立)を目指している点から、「適正な規模」を模索中だと述べた。「バンドエイド」や解熱鎮痛剤「タイレノール」などのブランドを抱える消費者向け事業は来年終盤にスピンオフの予定だ。
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