- 2022/10/21 掲載
円下落、一時150円台半ば=32年ぶり安値更新―東京市場
21日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=150円台半ばに下落し、約32年ぶりの円安水準を更新した。米長期金利の上昇を背景に、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。午後3時現在は150円37~38銭と前日比51銭の円安・ドル高。
鈴木俊一財務相は21日の閣議後記者会見で「急速で一方的な円安進行は望ましくない」と過度な円売りをけん制。市場では、政府・日銀による介入への警戒感と日米の金融政策の違いに基づく円安圧力が強まる中、歴史的な安値水準での神経戦が続いている。
【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=150円40銭台に下落した円相場を示すモニター=21日午後、東京都港区の外為どっとコム
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