トヨタ、日野自エンジン搭載せず＝小型バス改良モデル

トヨタ自動車は２１日、子会社の日野自動車のエンジン不正問題の影響で発売が遅れていた小型バス「コースター」の改良モデルについて、日野自製エンジン（排気量４００９ＣＣ）搭載車両の販売を断念すると発表した。トヨタ製エンジン（同２７５４ＣＣ）を搭載したモデルを来年３月に発売する。

搭載予定だった日野自製エンジンは、性能に偽りがあり、国土交通省から型式指定の取り消し処分を受けていた。トヨタがＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）で日野自に供給する「日野リエッセII」もトヨタ製エンジンのみ搭載する。

【時事通信社】