- 2022/10/28 掲載
豪マッコーリー、上期利益が予想超え ヘッジ取引で商品部門好調
コモディティー・アンド・グローバル・マーケッツ(CGM)部門の純利益が15%増の約20億豪ドルと好調だった。石油・ガスなどエネルギー市場の価格変動への対処でヘッジ取引に動く顧客が増えたため。目先のコモディティー取引による収益はさらに上向くとした。
中間配当金は前年同期の1株当たり2.72豪ドルから3豪ドルに引き上げた。
ただ企業の資金調達の関連事業を手がけるマッコーリー・キャピタルの利益は、調達環境の低調や営業経費増大が響いて12%減少した。
マッコーリーは、各中央銀行による利上げが世界経済の成長を圧迫し、企業の公開市場での資金調達意欲が後退しているとし、市場の資本取引は昨年記録的な高水準から短期的には相当落ち込むと警告した。
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