• 2022/10/28 掲載

アマゾン、10─12月期売上高の伸び鈍化を予想 株価引け後急落

ロイター

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[27日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが27日発表した第4・四半期(10─12月期)の売上高見通しは1400億─1480億ドルと、アナリスト予想の1552億ドルを下回った。予想下限では前年比増加率が2%に鈍化することになり、市場の失望を誘った。

同社は高インフレが家計や企業の消費控えにつながっていると指摘した。株価は引け後の時間外取引で17%下落した。

年末商戦が重なる同期の売上高増加率は2021年が9%、20年が38%だった。

第3・四半期(7─9月期)決算は純売上高が1271億ドルと、アナリスト予想の1275億ドルをやや下回った。

7月の有料会員向けセール「プライムデー」が過去最多の販売数量を記録したほか、有料会員「プライム」の会員費引き上げや一部の電子商取引(EC)事業者への追加料金で売上高の確保を図った。

しかし、ブライアン・オルサフスキー最高財務責任者(CFO)は電話会見で、経済の成長鈍化に備えていると説明。「人々の財布のひもは固く、インフレが高止まりしていることがあらゆる場面で見て取れる。エネルギーコストという追加負担もある」と語った。

一方、クラウド事業「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の業績への寄与は限定的だった。同部門の売上高は28%増の205億ドル。市場は211億ドル以上を予想していた。

同社は物流施設の新設ペースを落とし、人材の補充を一部停止することでコスト抑制を図ったが、全世界の輸送費は10%増加し199億ドルとなった。

純利益は29億ドルに減少。アナリスト予想平均の22億ドルは上回った。

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