• 2022/11/04 掲載

英中銀、経済への影響配慮し物価抑制目指す=チーフエコノミスト

ロイター

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[ロンドン 4日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は4日、CNBCテレビに対し、英中銀は経済に大きな痛みを与えることなくインフレ率を下げようとしていると述べた。

ピル氏は、英中銀が目指しているのは実体経済に負担のかかる無用な問題を発生させることなくインフレ率を2%目標に戻すためのバランスを見つけることだとし「そのバランスを作り、シグナルを発信することが、昨日の重要なメッセージだった」と説明した。

英中銀は前日、政策金利を0.75%ポイント引き上げ3%とした。物価の見通しなどを踏まえ「必要に応じて力強く対応」すると表明する一方で、金利の上昇幅は現在の市場の想定より小さくなるとの見方も示した。

ピル氏は、金利は上昇する可能性が高いものの、最近の英政局と市場の混乱の中での投資家の金利見通しは「一方向にやや行き過ぎ」と改めて指摘した。

英中銀は、トラス前政権の経済政策を受けた金融市場の混乱を沈静化するため、急きょ引き締め措置を中断し英国債市場の下支えを迫られた。

ピル氏は、英国債市場の緊急支援措置を終えて、英中銀は再び物価高問題に取り組んでいると述べた。

その上でインフレを抑制する取り組みは痛みを伴うものになるとし「国内のインフレ圧力を抑制し、目標を達成するために経済の減速が必要だと想定している」と述べた。

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