- 2022/11/08 掲載
世界のヘッジファンド運用成績、10月はプラス2% 株高が寄与
10月は株式、イベントドリブン、マクロのカテゴリーでヘッジファンド指数が上昇、ファンド全体の3分の2が利益を計上したという。
ただ、1─10月ではリターンがプラスとなったのはマクロ・ヘッジファンドのみだった。
HFRは「米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向けた利上げを準備する中、月内に下落していた株式市場が反発し、マクロ戦略は年初来の力強いパフォーマンスを維持した。マルチ戦略とコモディティーに焦点を当てたエクスポージャがパフォーマンスを主導した」と指摘した。
10月のマクロヘッジファンドの運用成績はプラス0.95%。年初来ではプラス11.51%となった。
イベントドリブン・ヘッジファンドは10月にプラス3.7%と、全カテゴリーの中で最も高いリターンを記録した。ただ、年初来では依然としてマイナス4.31%となった。
株式ヘッジファンドはプラス2.93%で、8月以来のプラス。今年最大の月間リターンを上げた。ただ、年初来ではマイナス11.28%だった。
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