- 2022/11/08 掲載
豪企業景況感指数、10月は小幅低下 先行き警戒感強まる
変動の大きい信頼感指数は5ポイント低下してゼロとなり、長期平均を割り込んだ。
NABのチーフエコノミスト、アラン・オスター氏は「インフレと金利の逆風にもかかわらず消費活動は続いており、その勢いは10月に入っても継続したようだ」と指摘。「今回の調査結果は、堅調な需要が続いているものの、企業は今後の低迷への警戒を強めていることを示している」と述べた。
売上高指数は6ポイント低下しプラス31となったが、コロナ禍前の水準を大きく上回った。
企業の設備稼働率は過去最高の85.8%を小幅に下回った。
収益性の指数は1ポイント上昇してプラス22。雇用指数は3ポイント低下してプラス14だった。ただ、引き続き高水準となっている。
人件費はやや軟化したが、生産者コストと小売価格がともに加速した。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR