- 2022/11/17 掲載
ECB、慎重な利上げ正当化するケース増加=イタリア中銀総裁
ローマでの講演で「制約的な政策を続ける必要があることは明らかだが、より積極的ではないアプローチを取るべきという理由が増えている」と述べた。
また、政策当局者があらかじめ決められた道を歩むことになるリスクを警告し、今後の金融政策に関する判断はデータと証拠に基づくものでなければならないと指摘。ユーロ圏の長期インフレ期待は「固定されている」とした。
国内については、メローニ新政権に対し、財政で「慎重さと責任感」を示すとともに、イタリアの潜在成長率を高める改革を進めるよう要請。昨年末に国内総生産(GDP)の150.3%に達した公的債務を抑制するためにイタリア政府がインフレに頼ることは「確かに好ましくない」とした。
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