- 2022/11/17 掲載
ECB、追加利上げ余地も慎重に進めるべき=スペイン中銀総裁
金融イベントで「インフレと経済見通しの不確実性が高いため、この目的に合致するために金利が到達しなければならない具体的な水準は、完全にデータに依存し、時間とともに変化する可能性があるため不確実だ」と指摘。インフレ高騰が持続し、広範囲に広がっているため、ユーロ圏の購買力が急速に失われ、消費者の心理も悪化しているほか、「ウクライナでの戦争、特にエネルギー危機により、家計も企業も非常に不確実な環境に直面している」と語った。
また、ユーロ圏のバランスシートの縮小は「非常に緩やかで予測可能」であるべきと主張。「バランスシートの縮小は、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の再投資の柔軟性を通じて、あるいは伝達保護措置(TPI)の活性化を通じて、それが正当化され必要とされる場合に、分断が再び起こることに対して行動する余地を残すことも必要だ」とした。
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