日本企業の生成AI活用は進むも7割は「検証段階」
「ソフトバンクが企業のビジネスパーソンを対象に実施した調査では、約55.4%が業務で生成AIが利用されている結果となりました。半数以上とのことで悪くない数字に見えますが、実際は個人契約で業務に使っているパターンが多いです。一方、会社契約による、生成AIの業務利用は20%にとどまる結果が出ました」
こう語るのは、ソフトバンク IT統括 AI戦略室 AI&データ事業推進統括部 AIプロジェクト推進部 Axross事業課の鈴木 祥太 氏だ。
生成AIの個人契約での業務利用には、情報漏えいなど、セキュリティ上の懸念もある。また、生成AI導入済み企業も活用用途の大半が「検証用途」だ。
「同じくソフトバンクが行った調査によると、実際に生成AIを導入されている企業の70%は、いったん検証で使ってみるという動機での導入でした。社内問い合わせ・業務サポート・カスタマーサポートなど、明確な用途に利用されているケースはわずか23%です」(鈴木氏)
では、生成AI活用に関する課題を解決し、企業が有効活用するためには何が必要なのか。ソフトバンクから生成AI活用を成功に導くヒントをひも解く。
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・ソフトバンクの生成AI活用事例と「土壌作り」
・何が必要? 生成AI活用を成功させる“鉄則”
・AIと掛け合わせる最先端テクノロジーとは?
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