アクセンチュア ビジネスコンサルティング本部 マネジング・ディレクター 佐々木 三泰
佐々木 三泰(ささき・みつやす) アクセンチュア ビジネスコンサルティング本部 データ&AIグループ マネジング・ディレクター。早稲田大学大学院理工学研究科電気工学修士課程修了後、1999年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。小売業や製造業、金融業、通信業、公共事業など業界を問わず、基幹システム刷新案件のIT プランニングからシステム導入まで、上流工程から下流工程まで首尾一貫してシステム構築案件に従事。現在はAIセンターに所属し、AI Hub プラットフォームを基軸としたAI を基幹システムに組み入れるためのシステム構想立案からその実装までを受け持つプロジェクトマネージャーを担当。 共著書に『生成AI時代の「超」仕事術大全』、『Microsoft Copilot for Microsoft 365活用大全』、日経ムック『生成AI 協働・共生の時代』
アクセンチュアが毎年発表している、最新のテクノロジートレンドをまとめた調査レポート「テクノロジービジョン2025」では、“AIの自律性”がテーマとして掲げられ、自律したAIが、企業の技術開発、顧客体験、物理世界、労働力の再構築に与える影響を詳細に調査している。このように、AIが自ら判断して動く時代がすぐそこまで来ている今、その力を安全かつ効果的に生かすには「信頼」が鍵となるが、その前提に立ち、今後、企業はどのようにAI活用に取り組めば良いのだろうか。本記事では、今後企業がAI活用に取り組む際に、知っておくべき「バイナリ・ビッグバン」「未来の顔」「LLMが身体を持つ時」「新たな学習サイクル」という4つのトレンド予測を解説する。