記事 政府・官公庁・学校教育IT 【事例紹介:石垣市】域内での行政サービス・情報提供の格差解消に向け、自治体連携でクラウド型ICT基盤を構築 2011/09/30 八重山諸島の主要都市である石垣市は、周辺の離島を管轄する竹富町と共同で、先進的なクラウド型のICT 基盤を構築。その具体的な活用方法として遠隔相談システム、デジタルサイネージ、一斉メール配信システムを導入し、住民サービスや情報提供の強化を推進している。このプロジェクトにおいて、NECはシステム全体のコーディネーションを行うとともに、クラウド対応のユニファイドコミュニケーションにより、住民にも評価の高い行政サービスの実現に寄与している。
記事 新規事業 なぜ多様なスタートアップ企業群が大企業に勝るのか(前編):篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(33) 2011/08/22 ITが単なる情報処理マシンから有効なコミュニケーション・ツールへと変貌する中で、ネットワーク効果と連携の経済性という2つのメリットを持つ「ネットワークの経済性」が生まれている。ヒト、モノ、カネを囲い込む「大企業だけが有利」というかつての常識が通用しなくなり、多様なスタートアップ企業群が大企業に勝る収益力をつけているのはそのためだ。規模の経済性などの伝統的な概念と対比して、新しい経済性への理解を深めれば、この大変化を読み解くヒントが見えてくるはずだ。
記事 ITコスト削減 なぜTwitterで売上アップできないのか:小規模企業における「業績改善」と「IT活用」の溝を埋める(後編) 2011/05/30 前編では、年商5億円未満/従業員数20人未満の小規模企業の現状について解説した。この話をまとめると、小規模企業がIT投資を縮小する最も大きな理由は「資金的な余力がない」のではなく、「現状を維持する以外、特にITに対して投資をする必要はない」という認識を持っているということだ。その背景には「IT活用=売上増ではなく、単に業務効率を改善するもの」というある種のステレオタイプがあり、「業績改善」と「IT活用」の間にある溝を埋めることが課題であることを述べた。後編となる今回はこうした溝を埋めるために小規模企業が取り組むべき具体策について解説していく。
記事 ITコスト削減 小規模企業における「業績改善」と「IT活用」の溝を埋める(前編) 2011/04/05 本連載では「中堅・中小企業」という表現を多用しているが、日本企業の実に95%は年商ベースでこれに入らない5億円未満(従業員数では20人未満に相当)の「小規模企業」が占めている。これらの小規模企業では中堅・中小企業にも増して「業績改善」という目的と「IT活用」という手段との距離が遠い。そこで本稿では年商5億円未満の小規模企業に焦点を当て、この距離を縮めるにはどうすれば良いかを考えていこう。
記事 既存顧客強化 レコチョクがデータウェアハウスを構築、最大で90%以上の業務処理スピードを向上 2011/01/21 携帯電話向け音楽配信サイトを運営するレコチョクは、マーケティングプラットフォームとして、データウェアハウスを構築した。システム構築はTISが手がけた。
記事 IT投資・インフラ戦略 2010年のCIOの優先事項トップ10に大幅変化、「ITによる革新がますます重要に」米ガートナー 2010/01/29 2010年のIT予算は、8.1%削減となった2009年よりは増加するものの基本的に横ばいで、世界の増加率は荷重平均で1.3%になる見通しとなった。米ガートナーのエグゼクティブプログラム(EXP)の調査によれば、2009年度まで5年連続でビジネス課題1位になっていたビジネスインテリジェンス(BI)は5位に後退するなど、大幅な変化があった。
記事 既存顧客強化 ヤマト運輸、情報システム刷新で新サービス開始へ 2010/01/27 ヤマト運輸は、新情報システム「次世代NEKOシステム」を導入し、新サービス「クロネコメンバーズ 宅急便 受取指定」を開始すると発表した。
記事 CRM・SFA・CTI・ヘルプデスク 失敗しないCRM活用のポイント:中堅・中小企業市場の解体新書(8) 2009/11/27 今回はCRM(Customer Relationship Management)を取り上げる。いかなる業種においても、顧客と良好な関係を構築/維持することは事業継続の必須要件といえる。そうした重要性が広く認識される一方、CRMは「導入の結果、業績が大幅アップした」という成功例と「導入はしたものの、一向に成果が上がらない」という失敗例との落差が大きいソリューションの一つでもある。そこで今回は「CRMとは何か?」をもう一度整理した上で、自社ニーズに適した失敗のないCRM活用のポイントについて述べていくことにする。
記事 新規顧客開拓 フリーミアムとは?クリス・アンダーソンの『Free』をめぐる論争【○○はビジネスになるか(3)】 2009/10/23 デジタルコンテンツ・ビジネスが苦戦する中に登場したクリス・アンダーソン氏の『Free』は、書評などに取り上げられ、大きな反響を呼んだ。ただ、その主張は読む者に衝撃を与えた一方、人気作家でコラムニストのマルコム・グラッドウェル氏らによる多くの反論も呼んだ。今回はこの『Free』をめぐる論争とその結果から何が導き出されたのかについてご紹介しよう。
記事 新規顧客開拓 無料で成功するための3つのパターン--クリス・アンダーソン『Free』を読む2【○○はビジネスになるか(2)】 2009/10/02 無料の波は既存のビジネスを圧倒している。コンテンツそのものを商品としている新聞社は世界中で経営難に直面しており、老舗の米ニューヨーク・タイムズ紙でさえ倒産寸前と言われている。だが、アンダーソン氏は、無料の流れはもはや止めることはできないと言う。そして「市場を再定義せよ」「いずれ無料になるものなら、早く自らの手でやれ」と呼びかける。無料であっても、そこから利益を上げる道はいくらでもあるというのだ。
記事 情報共有 【ITが実現するノウハウマネジメント:第3回】「衆知結集」による経営革新の進め方 2009/03/12 ノウハウは、人・モノ・金・情報に次ぐ、経営の第5のリソースである。ノウハウをマネジメントすることで、経営革新の新しい扉を開くことができる。先行企業では、ITを用いてノウハウマネジメントを支援し、革新を進めている。本連載では、ノウハウマネジメントとこれを支援するシステムの事例、背景にあるノウハウマネジメントの考え方を紹介していく。
記事 既存顧客強化 IT企業が不況を乗り切る10のポイント--米ガートナー 2008/12/11 IT調査会社の米ガートナーは、ITサービスプロバイダーが、危機的な経済状況を乗り切るための10のポイントを発表した。
記事 イノベーション 【連載】戦略フレームワークを理解する「イノベーションのジレンマⅡ」 2008/09/24 前回は、「イノベーションのジレンマの概念」について、持続的イノベーションと破壊的イノベーション、なぜ、リーダー企業は破壊的イノベーションに対応できないのか。変化への適応力を創造するためには何をすべきかについて論じた。今回は、事例を挙げながら、「イノベーションのジレンマ」の意義と問題点を検討していく。
記事 既存顧客強化 「現場レベルでニーズの高いアプリをオンデマンドに構築」セレナソフトウェア、SaaS事業戦略を発表 2008/06/04 セレナソフトウェアは、来年本格展開を予定しているSaaSビジネスモデルでの事業戦略についてプレス向けの説明会を行った。
記事 CAD 【中国ビジネス最前線(10)】はじめての顧客獲得-AXIS 2007/11/15 中国の躍進が叫ばれてはや数年。日本人は大手企業に限らず、中堅中小企業、個人でも中国でビジネスを展開するようになった。ここでは、中国でビジネスを営む企業や個人の生活を現場の目線でお伝えする。
記事 既存顧客強化 2010年には5000億円以上の市場に発展。IDCのCRMソリューション市場予測 2006/06/19 ・2005年の国内CRMソリューション市場規模は4.4%のプラス成長となり、 2006年以降は4.3%の年間平均成長率で推移し、2010年には5,178億円に達する見込み ・今後CRMソリューションの導入が最も期待されるのは、「通信・公益」の分野 ・ベンダーは、顧客プロセスにフォーカスしたCRMソリューションの提供が求められる
記事 中堅中小企業 【中堅中小IT化】攻撃型の多品種受注。生産モデルをITで実現 2005/10/04 自動車、家電、医療器具、観測機器など、あらゆる分野で重要な役割を果たしているのがバネである。東海バネ工業は、70年以上も前から、高品質のバネを受注生産で作り続けてきた。中小企業のIT化が声高に叫ばれる遙か以前、25年前には注文から生産管理、出荷までを管理するシステムをすでに完成している。その同社が、ITによって再び生まれ変わろうとしているのだ。